赤ちゃんのアレルギーによる病気のひとつに、「食物アレルギー」が
あります。
食物アレルギーとは、特定の食べ物を食べたときに、アレルギー反応が
おきる病気です。
食物アレルギーの反応は、下痢、腹痛、吐き気などが起きる消火器症状、
目が充血したり、湿疹、じんましんが出たりする皮膚症状、せきや
ゼイゼイ、鼻炎など呼吸器やのどの症状など、さまざまな形で現れます。
重症の場合は、血圧が低下して危険な状態に陥るアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
アレルギーの原因となる食物は、赤ちゃんによって異なりますが、
多いのは、牛乳、卵、小麦、大豆などです。
微量を口にしただけで、アナフィラキシーショックを起こしやすい
食品には、ピーナッツ、そばなどもあります。
■食物アレルギーの治療法
病院で検査を受け、食事日記などをつけて原因となる食物を特定
できれば、その食品を食事から除くことが治療の基本となります。
赤ちゃんのときに卵や牛乳のアレルギーがあっても、数年間除去
することで、その間に消化力や免疫力がつき、8割以上の赤ちゃん
は食べられるようになっていきます。
除去食を行うときは、本当に除去する必要があるかの判断が大切
です。加熱したり、加工すると大丈夫なこともあります。
不安だからと食べさせない食品数を増やすのは、成長を阻害し、
逆効果になることもあります。
食物アレルギーの治療は信頼できる医師のもとで、よく相談を
しながら進めていくことが大切です。
